しみ
- 2023年6月28日
- しみ
こんにちは。
シティタワークリニックの石曽根です。
今回は多くの方が悩まれている、しみ治療についてお話します。
しみといってもいろいろ種類があります。
年とともにできるタイプの老人性色素斑、そばかすと言われている雀卵斑、主に両ほほに色味がつく肝斑、深いタイプの
後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)、しみに見えて実はイボである脂漏性角化症、それぞれが混在していることも多くあります。
そのため治療も組み合わせて行っていくことが必要となってきます。
またその方の気にされている優先順位などによっても治療法は変わってきます。
まず老人性色素斑に対してはQスイッチルビーレーザーがテキメンです。
基本1回の治療でかなりきれいになります。
色素沈着を起こしにくいのもこの機械の特徴です。ダウンタイムは1週間テープをはるだけなので、そんなに負担なくできるので、
長年気にしているシミがある方は是非お勧めです。
肝斑がある方でも内服薬を飲みながら治療は可能です。
ADMの方もQスイッチルビーレーザーが第一選択となりますが、何度か照射が必要なケースもあります。
そして雀卵斑や顔全体に細かいしみ、老人性色素斑など混在して全体に気になる方は、フォトフェイシャルがおススメです。
主に茶色に反応する光を顔全体に照射して、表面の茶色を全体にとってくれます。
これはダウンタイムもなく、お化粧可能で普通の生活ができるのでレーザーよりもお手軽です。
さらに良いことに、コラーゲン増やす効果も出せるので、ハリや毛穴ひきしめ、リフトアップ効果も出せるので、シミだけでなく
全体の美肌効果をはかれる治療となっています。
1回でも効果は実感できますが、定期的に継続する方が多く、かなりおススメの治療となっています。
もう一つ美肌治療におススメなのが、トレチノインクリームです。
しみ、くすみ、角質除去、ターンオーバー促進、ニキビ、肌の質感改善、ハリ感、つや感、こちらも全体の美肌効果をはかれます。
最初に皮むけする時期はありますが、それが終わると効果の実感が半端ないです。
お化粧品感覚で使えるので、ホームケアとして使ていただくと良いですね。
また、シミ治療の前後に部分使いする方も多いです。
肝斑に対しては、ベースに内服薬を飲んでもらい、リバースピール(肝斑に特化したピーリング)や、ビタミンやトランサミンを
導入など行っています。
老人性のイボは炭酸ガスレーザーで一つ一つ削っていきます。
どの治療もよいですが、その方の悩みライフスタイルに合わせて治療選択することが大切です。
肌が明るくなると気持ちも明るくなりますね。
しみのないトーンアップした肌を目指していきましょう!