ほくろ、いぼ
- 2023年7月11日
- ほくろ、いぼ
こんにちは。
シティタワー新宿クリニックの石曽根です。
最近ほくろ、いぼの除去で来られる患者様が増えてきました。
ほくろはチャームポイントにもなったりしますが、あまり数が多いと気になる方が多いようです。
ほくろと言っても本当にほくろかどうか難しいものもあり、まず医療機関で診察する必要があります。
中には悪性黒色腫や、基底細胞癌など悪性の場合もありますので、簡単にレーザーでとって良いものか判断する必要があります。
そこで悪性を疑った場合は、手術になります。
ほくろも場所、深さ、大きさによって、治療方法は変わります。
レーザーの場合は、CO2レーザーという削るレーザーでほくろの組織を削って除去します。
レーザーは小さければ小さいほど、あとはきれいです。
ある程度(だいたい6~7mm)を境に手術の方が、あとがきれいになるので、大きいものや深さが深そうなものは手術をすすめています。
レーザーでは削って除去し、皮膚ができるまでは軟膏とテープで保護します。
深さによっては数回に分けて行うこともあります。
皮膚ができるとしばらく赤みのある皮膚になります。
この時期は日焼けを気を付けてもらい、徐々に赤みが引いていき最終的には白い傷跡になります。
手術の場合はほくろの組織をメスで切除し、また縫い合わせるため線の傷になります。
だいたい抜糸まで1週間かかりますが、大きいほくろだと手術の方がダウンタイムも短くてすみます。
この場合でも最初は赤い傷になりますが、時間をかけて白くなります。
また多いのが脂漏性角化症という老人性のいぼです。
一見ほくろだと思って来られる方も多いですが、これはもう少しお手軽です。
取り方はほくろと同じですが、浅いので表面削るだけできれいになります。
浅い分あともほとんど残りません。
このいぼは顔や首、人によっては体の方まで多数できてしまう方もいて、見かけは良くない割には簡単にとれるので、
かなりおススメです。
全部取ってしまうと本当にスッキリします。
しみ、ほくろ、いぼと、たくさん混在してることも多いですが、気になるものは一気に治療することもできますので、
是非お勧めです。