粉瘤
- 2024年9月10日
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こんにちは。
当院の保険手術で多いのが、粉瘤です。
粉瘤とは皮膚が内側に袋状に入り込んでしまいできる、できものです。
袋の成分が皮膚なので、皮脂など分泌物を出します。
出口がふさがっているので分泌物が外に出れずに、しこりのように大きくなっていきます。
特に悪いものではありませんが、あまり奇麗なものではないので、皮膚の雑菌などがつくと炎症を起こします。
赤く腫れて痛みをともないます。
この時点で来院される方が多いです。
ひどいと中で袋が破れて周囲まで腫れたり、膿が出たりします。
ある程度なら抗生剤でおさまりますが、炎症が強いと切開して中の膿を出す処置をします。
そうなると、処置に通ってもらったり、自宅で毎日ガーゼ交換などが必要になってしまいます。
こうして落ち着かせて最終的には袋を取る手術になります。
本来であれば炎症起こしてない落ち着いたしこりの時点で、手術でとってしまうのがベストです。
何か気になるしこりや、できものなどなどあれば、一度ご来院ください。
最善の治療をしていきましょう。